お茶関連の書籍には岡倉天心の「茶の本」があります。
茶の本は1906年に出版された本で、お茶を嗜む人の間ではメジャーな書籍です。
それでは今回は著者の岡倉天心や「茶の本」の解説書籍について触れていきます。
岡倉天心ってどんな人?
岡倉天心(1863年~1913年)は文人であり思想家であった人物です。
芸術や中国の文化における知見があり、国内外で活躍していました。
そして書籍「茶の本」では、お茶を飲む行為を通して東洋の美を学べるという
とを記しています。
「岡倉天心『茶の本』を読む」はどんな本?
茶道家の田中仙堂の書籍「岡倉天心『茶の本』を読む」は、天心の「茶の本」を解説する本です。
天心の哲学や芸術に対する考えなどに触れながら「茶の本」の内容をわかりやすく解説しています。
「茶の本」は英語で書かれていた?
「茶の本」は当初ニューヨークで出版された本で、全文英語で書かれています。
のちに「岡倉天心『茶の本』を読む」の著者、田中仙堂によって「茶の本」が和訳され、日本でも多く読まれるようになりました。
まとめ
岡倉天心の「茶の本」は茶道関連のメジャーな書籍の1つであり、複数の作家が解説本を出しています。
また「茶の本」は日本人に向けて書かれた本でなく海外で出されていた本なので、西洋人に向けて茶道がどのように解説されていたかを楽しむことができます。