ことわざの中には食べ物や飲み物の名前が入ったものも沢山あります。
そして飲み物の中では主にお酒とお茶がことわざに使われる傾向がみられます。
そこで今回は「酒は酒屋に茶は茶屋に」ということわざについて解説します。
酒は酒屋に茶は茶屋にとはどんな意味?
酒は酒屋に茶は茶屋にとは、その道のことは専門家に任せるのが最良であるという意味のことわざです。
同じ意味を持つことわざとして「田作る道は農に問え」や「餅は餅屋」などがあります。
何事も専門知識を持つ人に聞くのが安心ということですね。
酒は酒屋に茶は茶屋にと逆の意味のことわざ
酒は酒屋に茶は茶屋にとは逆の意味を持つことわざとして「左官の垣根」が挙げられます。
左官は壁や床を塗る職人さんのことですが、左官の垣根には「左官が垣根を造ろうとしても上手くいかないように、自分の専門外のことをやっても成功しない」という意味があります。
まとめ
今回ご紹介したことわざにはそれぞれの分野の専門家に頼ることの安心感が示されています。
街にも自転車や靴、ワインなど色々なジャンルの専門店がありますが、そういったお店のスタッフさんは商品の知識が豊富です。
そのため専門店でしか聞けないこと、受けられないサービスがあります。
今も昔も「詳しい人に聞くのが安心」という感覚は変わらないのですね