肥前吉田焼は佐賀県嬉野市で作られている焼き物です。
天正5年(1577年)頃から作られており、長い歴史の中で庶民に親しまれてきました。
そして肥前吉田焼には色鮮やかなものが多く、年越しそばを食べる時やお茶を飲む時など様々なシーンで活用されます。
肥前吉田焼の特徴
肥前吉田焼は「この作り方をしなければいけない」といった決まった形式がない点が特徴です。
そのため職人の感性がいかされた多彩な色使い、絵付けがみられます。
肥前吉田焼は年越しそばやお茶の器にぴったり?
肥前吉田焼にはお皿に加えお鍋、コーヒーカップなど色々な日用品があるので、年越しそばのお猪口や普段使う湯呑みにも肥前吉田焼がオススメできます。
またお正月のご馳走を盛り付けるお皿にもぴったりのデザインが見つかるのではないでしょうか?
華やかなお皿で新年をお祝いしましょう。
ちなみにお正月にスルメと昆布を煮付けなどにして食べるお家がありますが、お茶に昆布を入れると昆布茶として美味しく飲めますよ。
そばに合うお茶は?緑茶はNG?
緑茶には渋みの成分タンニンが含まれています。
タンニンはそばにも含まれており、そばを食べながら緑茶を飲むと緑茶の渋みがそばの風味を打ち消してしまう可能性があるのです。
そのため年越しそばを食べる時はタンニンの少ないほうじ茶や番茶、玄米茶を飲むのがオススメです。
まとめ
肥前吉田焼は長い歴史を持つと同時に形状、色付け共に柔軟性に富んだ焼き物です。
あらゆる日常雑器が生み出されている中、年末に親しい方にお会いした時は肥前吉田焼を年越しそばのお猪口としてプレゼントしてみてはいかがでしょうか。